北野天満宮の大福梅は、毎年12月13日の「事始め」から授与される、正月を迎えるための縁起物です。元日の朝には、祝膳に添えられる初茶としていただき、一年の無病息災や長寿幸福を祈願する習わしが今も受け継がれています。
かぼちゃ供養(かぼちゃ焚き)は、冬至の時期に寂光院で3日間にわたり行われる行事です。約10年前に始まったこの催しは、京都に古くから伝わる風習に基づいています。
車折神社の「一陽来復守札」は、毎年、冬至から立春にかけての限られた期間に授与されます。冬至を境に陰が極まり、やがて陽へと転じるという「一陽来復」の思想に基づき、停滞していた運気が次第に開け、開運や発展へと導かれると伝えられています。
矢田寺の「かぼちゃ供養」は、毎年12月23日に執り行われる年中行事です。その起源は、大きく育ちすぎて行き場を失ったかぼちゃを寺が引き取ったことに始まると伝えられています。
新熊野神社の「綱掛祭(つなかけまつり)」は、例年12月23日に執り行われてきた神事です。
除夜の鐘試し撞きは、知恩院で12月27日に行われるもので、大晦日の本番さながらに行われる行事です。除夜の鐘を成功させるための試し撞きです。
蛸薬師堂(永福寺)で行われる大根炊きは、毎年12月31日の大晦日に執り行われる、年の締めくくりを彩る伝統行事です。参拝者は、ゆく年の心身安穏と恵業無事に感謝を捧げるとともに、来る年の除災招福や善願成就、無病息災を願いながら、大根炊きをいただきます。
八坂神社の「をけら詣り(おけら詣り)」は、毎年12月31日の夜から元日の早朝にかけて行われる、年越しの伝統行事です。例年、31日19時頃に始まり、翌1日5時頃まで境内には多くの参拝者が訪れます。
北野天満宮の摂社・火之御子社では、毎年12月31日に「鑽火祭(きりびさい)」が斎行されます。この行事は、「天満宮のおけら詣」としても知られています。
神泉苑の恵方社では、毎年12月31日の大晦日に歳徳神恵方廻しが執り行われます。陰陽道において翌年もっとも吉とされる方角である恵方に合わせて、歳徳神をお祀りする恵方社の向きを改めるものです。
百萬遍知恩寺の「大念珠繰り」は、毎年12月31日に執り行われる年末恒例の伝統行事です。御影堂内では、世界最大といわれる大きな数珠を参詣者が手に取り、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら、隣から隣へと送り、円を描くように繰り回していきます。
京都の1年を締めくくる風物詩である「除夜の鐘」。これは、新年を迎えるにあたって、人間の108の煩悩を祓うために鐘を108回撞く伝統行事です。この除夜の鐘を一般の方も体験できる寺院をいくつかご紹介します。