時代祭
じだいまつり

時代祭は、平安神宮の祭礼で、葵祭、祇園祭と並ぶ京都三大祭の1つに数えられます。起源は、1895年(明治28年)に行われた「平安遷都千百年紀念祭」にさかのぼります。この記念祭の余興として、同年10月25日に初めて催されたのが始まりで、翌年以降は平安神宮の例祭として受け継がれてきました。2027年も例年どおり執り行われる予定です。
祭当日の午前中には、平安神宮で厳かな神事が執り行われ、祭神である桓武天皇と孝明天皇をお乗せした鳳輦が京都御所へと進みます。続いて、京都御所の建礼門前で神事が行われたのち、正午からは時代行列が出発します。平安時代から明治時代に至るまで、各時代を象徴する装束に身を包んだ約2,000人が都大路を練り歩き、往時の歴史を今に伝えながら、再び平安神宮へと向かいます。
平安神宮時代祭2027の開催情報 | |
|---|---|
| 正式名称 | 時代祭 |
| 日時 | 10月22日 |
| 場所 | 平安神宮:〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町97 京都御所建礼門:〒602-0881 京都府京都市上京区京都御苑内 |
| 観覧 | 無料(有料の観覧席あり) |
| 問い合わせ | 075-761-0221 |
| 地図 | |
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時代祭の見どころ
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神幸祭
9時頃、桓武天皇と孝明天皇の御霊をお遷しした鳳輦を中心に、神幸列が平安神宮を出発します。一行は、行在所(あんざいしょ)である京都御所建礼門前を目指し、京都の街をゆっくりと進んでいきます。

行在所祭
10時30分頃、鳳輦は京都御所の建礼門前に安置され、厳かな神事が執り行われます。祝詞が奏上された後には、白川女(しらかわめ)による献花が行われます。

行列進発
時代行列は、明治維新の時代から平安時代へと、歴史をさかのぼる構成で進んでいきます。創始当初は6列であった行列も、現在では約20列、総勢およそ2,000人を数える壮大なものとなりました。行列の編成は、名誉奉行を先頭に、維新勤王隊列、維新志士列、徳川城使上洛列、江戸時代婦人列、豊公参朝列、織田公上洛列、室町幕府執政列、室町洛中風俗列、楠公上洛列、中世婦人列、城南流鏑馬列、藤原公卿参朝列、平安時代婦人列、延暦武官行進列、延暦文官参朝列と続きます。さらに、神饌講社列、前列、神幸列、白川女献花列、弓箭組列が加わり、都の歴史絵巻が壮麗に繰り広げられます。

大極殿祭並還幸祭
鳳輦は平安神宮の大極殿へと安置され、延暦文官参朝列の三位が代表として祭文を奏上します。その後、桓武天皇と孝明天皇の御霊は鳳輦から本殿へとお遷しされ、この日の神事はお開きとなります。なお、この儀式は非公開で執り行われます。
参考
平安神宮公式ウェブサイト、時代祭(平安講社本部)
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