高山寺は、鎌倉時代の僧侶・明恵(高弁)によって開かれた古刹で、日本における茶の栽培発祥の地としても知られています。境内は古くから紅葉の名所として名高く、美しい自然に囲まれています。国宝である「鳥獣人物戯画」をはじめ、多くの貴重な寺宝を所蔵し、その文化的価値は国内外で高く評価されています。1994年(平成6年)には、世界文化遺産に登録されました。
1450年(宝徳2年)に細川勝元により建立された龍安寺は、「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」などとして知られる方丈庭園があり、国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。また、「吾唯足知(われ、ただたるをしる)」と刻まれたつくばいは、徳川光圀の寄進と伝えられています。1994年(平成6年)には世界文化遺産に登録されています。