京都の歴史


京都の歴史年表

京都は、日本の文化発祥の地であり、かつて恭仁京や長岡京、そして平安京といった、日本の首都が置かれた場所でもありました。大きな戦災に度々見舞われたものの、歴史的な文化遺産が数多く残っています。そのため、国内外から多くの旅行客が訪れる観光都市です。そんな京都の歴史を年表にしています。


4世紀末
 
天皇の杜古墳が築造される。
587年
(用明天皇2年)
聖徳太子が持仏の観音像を安置し、六角堂を創建。
603年
(推古天皇11年)
秦河勝(はた の かわかつ)が蜂岡寺(のち広隆寺)を建立。
656年
(斉明天皇2年)
高麗より来朝した伊利之(いりし)が、素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷に祀り、八坂神社の起こりとなる。
677年
(天武天皇6年)
天武天皇が社殿を造営し、上賀茂神社が創建される。
711年
(和銅4年)
2月初午の日、秦伊侶具(はた の いろぐ)が稲荷山三ヶ峰に稲荷神を祀り、伏見稲荷大社の起こりとなる。
774年
(宝亀5年)
光仁天皇の勅願により神願寺都賀尾坊(高山寺)が開創される。
778年
(宝亀9年)
賢心(のちに延鎮)が音羽山で観音像を祀り、清水寺の起源となる。
784年
(延暦3年)
桓武天皇が平城京から長岡京へ遷都。
794年
(延暦13年)
11月18日、桓武天皇が長岡京から平安京へ遷都。
869年
(貞観11年)
疫病流行に際し、当時の国数に倣い66本の鉾を立てて疫病退散の神事を行う。
874年
(貞観16年)
空海の法孫・聖宝(しょうぼう)が醍醐寺を開創。
888年
(仁和4年)
宇多天皇が父・光孝天皇の遺志を継ぎ、西山御願寺(のち仁和寺)を創建。
895年
(寛平7年)
源融の没後、遺族が山荘・棲霞観に阿弥陀堂を建立し、棲霞寺(後の清涼寺)と改める。
1052年
(永承7年)
藤原頼通が父・道長の別荘を寺院とし、平等院を創建。
1086年
(応徳3年)
白河上皇が院御所・鳥羽殿を造営するにあたり、城南宮を鎮守社として祀る。
1202年
(建仁2年)
源頼家が寺域を寄進し、宋国百丈山を模して建仁寺を創建。
1206年
(建永元年)
明恵が後鳥羽上皇より栂尾十無尽院を賜り、華厳宗興隆の根本道場と定め、高山寺として再興。
1221年
(承久3年)
後鳥羽上皇が城南宮の流鏑馬を契機に挙兵し、北条義時追討の院宣を発する。
1227年
(安貞元年)
大報恩寺が建立される。
1291年
(正応4年)
亀山法皇が離宮であった禅林寺殿を寺院に改め、無関普門を開山として南禅寺を創建。
1315年
(正和4年)
宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう/大燈国師)が雲林院旧地に小院を建て、「大徳」と号し、大徳寺の起こりとなる。
1341年
(暦応4年)
足利尊氏が夢窓国師を開山として、衣笠山南麓に等持院を創建。
1397年
(応永4年)
足利義満の遺言により、没後に子の足利義持が北山殿を禅寺に改め、金閣寺の起こりとなる。
1429年/1446年
(永享元年/文安3年)
細川持之が玉岫(ぎょくしゅう)を開山として迎え弘源寺を創建。
1450年
(宝徳2年)
細川勝元が妙心寺の義天玄承(ぎてんげんしょう)を招き、龍安寺を創建。
1456年
(康正2年)
一休宗純が、荒廃していた酬恩庵を復興。
1467年
(応仁元年)
上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)で、応仁の乱の火蓋が切られる。
1482年
(文明14年)
足利義政が東山山荘「東山殿」の造営を開始。
1490年
(延徳2年)
足利義政の遺命により東山殿を禅寺に改め、銀閣寺の起こりとなる。
1571年
(元亀2年)
延暦寺が織田信長の焼き討ちにより焼失。
1582年
(天正10年)
織田信長の家臣・明智光秀が本能寺で信長を襲撃し、信長が自害する(本能寺の変)。
1583年
(天正11年)
豊臣秀吉が織田信長の菩提を弔うため、古渓宗陳(こけいそうちん/蒲庵古渓〈ほあん こけい〉)を開山として総見院を建立。
1587年
(天正15年)
9月、豊臣秀吉が平安京の内裏跡である内野に、聚楽第を築造。
1587年
(天正15年)
10月1日、豊臣秀吉が北野大茶湯を催す。
1588年
(天正16年)
豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇を迎える。
1591年
(天正19年)
豊臣秀吉は、京都の町を囲む全長約23kmに及ぶ「御土居」の築造を開始。
1603年
(慶長8年)
出雲阿国(いずも の おくに)が北野天満宮の境内で、かぶき踊りを披露。
1608年
(慶長13年)
前田利家の夫人・松子が、玉室宗珀(ぎょくしつそうはく)を開山に迎えて芳春院を建立。
1614年
(慶長19年)
角倉了以(すみのくら りょうい)が鴨川西岸に高瀬川を開削。
1626年
(寛永3年)
後水尾天皇が二条城へ行幸。
1634年
(寛永11年)
徳川家光が上洛して二条城に入城した。以後、1863年
(文久3年)まで将軍の入城は途絶える。
1639年
(寛永16年)
西本願寺の境内に「学寮」が創設される。
1642年
(寛永19年)
延暦寺の根本中堂が再建される。
1661年
(寛文元年)
隠元隆琦が萬福寺を創建。
1862年
(文久2年)
5月、寺田屋事件が起こる。薩摩藩主・島津久光が、有馬新七ら同藩の尊王攘夷派を弾圧。
1862年
(文久2年)
12月、会津藩主・松平容保が京都の治安維持のために設置された京都守護職に任じられる。
1864年
(元治元年)
7月8日、池田屋事件が発生。新選組が尊王攘夷派の長州藩士らが集まる三条木屋町西入の旅籠・池田屋を襲撃。
1864年
(元治元年)
8月20日、禁門の変が勃発。蛤御門付近で長州軍と薩摩・会津など幕府軍が衝突。
1867年
(慶応3年)
6月、坂本龍馬が海援隊の屯所を河原町三条下ルの材木商・酢屋に置く。
1867年
(慶応3年)
10月、徳川慶喜が二条城において大政奉還を行う。
1867年
(慶応3年)
11月15日、坂本龍馬と中岡慎太郎が近江屋にて京都見廻組に襲撃される。
1869年
(明治2年)
明治天皇の勅命により、織田信長を祭神として建勲神社が創建される。
1869年
(明治2年)
古くからの自治組織である町組を基礎として、日本最初の小学校が開校。
1871年
(明治4年)
葵祭がこの年から1884年
(明治17年)まで中断する。
1872年
(明治5年)
4月20日、第1回京都博覧会の附博覧として「都をどり」が開催される。
1872年
(明治5年)
当時の京都府参事であった槇村正直が新京極を拓いた。
1873年
(明治6年)
佐倉常七がフランスからジャカード機械織機を持ち帰り、新たな技術を西陣に伝えた。
1875年
(明治8年)
3月、島津源蔵が木屋町二条で教育用理化学器械の製造を開始する。
1875年
(明治8年)
11月29日、新島襄(にいじま じょう)が同志社大学の前身である同志社英学校を設立した。
1879年
(明治12年)
鉄道記念物として残されている「ランプ小屋」が建設される。
1884年
(明治17年)
岩倉具視(いわくら ともみ)らの尽力により葵祭が再興される。
1885年
(明治18年)
琵琶湖の水を多目的に活用するため琵琶湖疏水事業が着手される。田邊朔郎(たなべ さくろう)が工事の設計を行った。
1888年
(明治21年)
南禅寺境内にローマ帝国の水道を参考にした琵琶湖疏水の支流にある水路閣が作られる。
1891年
(明治24年)
日本初の事業用水力発電所が蹴上(けあげ)に完成する。
1893年
(明治26年)
芝居小屋「北座」が廃絶。
1895年
(明治28年)
「平安奠都千百年」を記念して平安神宮が建立される。
1895年
(明治28年)
4月から7月まで、第4回内国勧業博覧会が岡崎で開催された。現在、その跡地は岡崎公園となっている。
1895年
(明治28年)
京都国立博物館(現・明治古都館)が完成。
1895年
(明治28年)
世界最大級の木造建築である東本願寺の御影堂(ごえいどう)が完成した。
1897年
(明治30年)
京都国立博物館が開館した。当時は帝国京都博物館という名称だった。
1903年
(明治36年)
山県有朋や伊藤博文らが東山の無鄰菴(むりんあん)に集まり、日露開戦前の外交方針を決める会議が行われた。
1904年
(明治37年)
12月20日、京都府庁旧本館が竣工。設計者は松室重光。
1907年
(明治40年)
伏見に陸軍第十六師団司令部が完成する。現在は聖母女学院本館として使用されている。
1908年
(明治41年)
第2代京都市長の西郷菊次郎は第二疎水開削、上水道整備、道路拡築・電気軌道敷設の三大事業に着手した。
1908年
(明治41年)
牧野省三が初めての劇映画「本能寺合戦」を真如堂(しんにょどう)で撮影。
1932年
(昭和7年)
4月1日、京都市営トロリーバスが四条大宮〜西大路四条間で運行を開始する。
1933年
(昭和8年)
京都市美術館が開館する。
1950年
(昭和25年)
平安神宮で第1回「京都薪能」が開催され、以降毎年開催される。
1956年
(昭和31年)
京都市市民憲章が制定される。
1956年
(昭和31年)
葵祭に斎王代女人列が加えられる。
1958年
(昭和33年)
祇園会館が完成する。
1958年
(昭和33年)
フランスのパリと姉妹都市提携を結ぶ。
1959年
(昭和34年)
アメリカのボストンと姉妹都市提携を結ぶ。
1963年
(昭和38年)
ドイツのケルンと姉妹都市提携を結ぶ。
1964年
(昭和39年)
京都タワーが竣工した。
1965年
(昭和40年)
イタリアのフィレンツェと姉妹都市提携を結ぶ。
1966年
(昭和41年)
国立京都国際会館が開館する。
1969年
(昭和44年)
10月1日、京都市営トロリーバスが全線廃止となる。
1980年
(昭和55年)
京都初の地下商業施設「ポルタ」が開業した。
1993年
(平成5年)
5月、ハイキングコース「京都一周トレイル」の東山コースが開設された。
1993年
(平成5年)
6月、「京都一周トレイル」の北山東部コースが開設された。
1994年
(平成6年)
「古都京都の文化財」として、17か所の寺社と城郭が世界遺産に登録される。
1995年
(平成7年)
9月、「京都一周トレイル」の北山西部コースが開設された。
2005年
(平成17年)
3月、「京都一周トレイル」の西山コースが開設された。
2005年
(平成17年)
京都御苑内に建設された京都迎賓館が完成する。
2006年
(平成18年)
延暦寺が開宗1200年を迎え、記念行事が行われる。
2006年
(平成18年)
嵐山に小倉百人一首をテーマとした体験型施設「時雨殿」が開設される。
2007年
(平成19年)
時代祭の行列に室町幕府執政列が新たに加わった。
2009年
(平成21年)
「京都祇園祭の山鉾行事」がユネスコの無形文化遺産に登録された。
2010年
(平成22年)
3月、「京都一周トレイル」の京北コースが開設された。
2010年
(平成22年)
「京の七夕」が開催された。
2011年
(平成23年)
西本願寺で宗祖・親鸞聖人の「750回大遠忌法要」が行われた。
2012年
(平成24年)
梅小路公園内に京都水族館が開業した。
2013年
(平成25年)
藤原道長の自筆日記「御堂関白記」がユネスコ記憶遺産(世界の記憶)に登録された。
2014年
(平成26年)
150年ぶりに祇園祭の大船鉾(おおふねほこ)が復活した。
2014年
(平成26年)
11月、「京都一周トレイル」の東山コース 伏見・深草ルートが開設された。
2016年
(平成28年)
南座が耐震工事のため休館したことに伴い、先斗町歌舞練場で顔見世興行が行われた。
2018年
(平成30年)
時雨殿が「嵯峨嵐山文華館」と名称を改め、リニューアルオープンした。
2020年
(令和2年)
7月、新型コロナウイルス感染拡大の懸念により、八坂神社の祭礼である祇園祭山鉾巡行が、1962年(昭和37年)以来58年ぶりに中止となる。