京都の観光旅行ガイド
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京都の歴史


京都の歴史年表

京都は、日本の文化発祥の地であり、かつて恭仁京や長岡京、そして平安京といった、日本の首都が置かれた場所でもありました。大きな戦災に度々見舞われたものの、歴史的な文化遺産が数多く残っています。そのため、国内外から多くの旅行客が訪れる観光都市です。そんな京都の歴史を年表にしています。


784年
(延暦3年)
桓武天皇が平城京から長岡京へ遷都する。
794年
(延暦13年)
11月18日、桓武天皇が長岡京から平安京へ遷都する。
869年
(貞観11年)
疫病が流行した際、当時の国の数に倣い66本の鉾を立てて疫病退散の神事を行った。
874年
(貞観16年)
空海の法孫である聖宝(しょうぼう)が醍醐寺を開創。
1052年
(永承7年)
藤原頼通が父である道長の別荘を寺院として平等院を創建した。
1086年
(応徳3年)
白河上皇が院御所である鳥羽殿を造営する際、城南宮を鎮守社として祀った。
1221年
(承久3年)
後鳥羽上皇が城南宮の流鏑馬に事よせて諸国の兵を募り、鎌倉幕府の倒幕のため北条義時追討の院宣を出した。
1227年
(安貞元年)
大報恩寺が建立される。
1450年
(宝徳2年)
室町幕府の管領である細川勝元が妙心寺の義天玄承(ぎてんげんしょう)を招いて龍安寺を創建した。
1456年
(康正2年)
一休宗純が荒廃していた酬恩庵を復興した。
1467年
(応仁元年)
上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)で応仁の乱の火蓋が切られた。
1571年
(元亀2年)
延暦寺が織田信長の焼き討ちにより焼失。
1587年
(天正15年)
9月、豊臣秀吉が平安京の内裏跡である内野に聚楽第を築造した。
1587年
(天正15年)
10月1日、豊臣秀吉によって北野大茶湯が開催された。
1588年
(天正16年)
豊臣秀吉が聚楽第に後陽成天皇を迎えた。
1591年
(天正19年)
豊臣秀吉は京都の町を囲む、全長約23kmに及ぶ「御土居」の建設を始めた。
1603年
(慶長8年)
出雲阿国(いずものおくに)が北野天満宮境内でかぶき踊りを披露。
1614年
(慶長19年)
角倉了以が鴨川の西側に高瀬川を開削した。
1626年
(寛永3年)
後水尾天皇が二条城へ行幸する。
1634年
(寛永11年)
徳川家光が上洛し、二条城に入城する。以後、1863年
(文久3年)まで将軍の入城は途絶える。
1639年
(寛永16年)
西本願寺境内に「学寮」が創設される。
1642年
(寛永19年)
延暦寺の根本中堂が再建される。
1661年
(寛文元年)
隠元隆琦が萬福寺を創建。
1862年
(文久2年)
5月、寺田屋事件が起こる。薩摩藩主の島津久光が、有馬新七ら同藩の尊王攘夷派を弾圧したものであった。
1862年
(文久2年)
12月、会津藩主の松平容保が京都の治安維持のために設置された京都守護職に任じられる。
1864年
(元治元年)
7月8日、池田屋事件が発生する。新選組が尊王攘夷派の長州藩士らが集まる三条木屋町西入の旅籠(池田屋)を襲撃した。
1864年
(元治元年)
8月20日、禁門の変が勃発。長州軍と薩摩・会津など幕府軍が、蛤御門付近で戦いを繰り広げた。
1867年
(慶応3年)
6月、坂本龍馬が海援隊の屯所を河原町三条下ル付近の材木商である酢屋に置いた。
1867年
(慶応3年)
10月、徳川慶喜が二条城で大政奉還を行う。
1867年
(慶応3年)
11月15日、坂本龍馬と中岡慎太郎が近江屋で京都見廻組の襲撃された。
1869年
(明治2年)
古くからの自治組織である町組を基礎として、日本で最初の小学校が開校する。
1871年
(明治4年)
葵祭がこの年から1884年
(明治17年)まで中断する。
1872年
(明治5年)
4月20日、第1回京都博覧会の附博覧として「都をどり」が開催される。
1872年
(明治5年)
当時の京都府参事であった槇村正直が新京極を拓いた。
1873年
(明治6年)
佐倉常七がフランスからジャカード機械織機を持ち帰り、新たな技術を西陣に伝えた。
1875年
(明治8年)
3月、島津源蔵が木屋町二条で教育用理化学器械の製造を開始する。
1875年
(明治8年)
11月29日、新島襄(にいじま じょう)が同志社大学の前身である同志社英学校を設立した。
1879年
(明治12年)
鉄道記念物として残されている「ランプ小屋」が建設される。
1884年
(明治17年)
岩倉具視(いわくら ともみ)らの尽力により葵祭が再興される。
1885年
(明治18年)
琵琶湖の水を多目的に活用するため琵琶湖疏水事業が着手される。田邊朔郎(たなべ さくろう)が工事の設計を行った。
1888年
(明治21年)
南禅寺境内にローマ帝国の水道を参考にした琵琶湖疏水の支流にある水路閣が作られる。
1891年
(明治24年)
日本初の事業用水力発電所が蹴上(けあげ)に完成する。
1893年
(明治26年)
芝居小屋「北座」が廃絶。
1895年
(明治28年)
「平安奠都千百年」を記念して平安神宮が建立される。
1895年
(明治28年)
4月から7月まで、第4回内国勧業博覧会が岡崎で開催された。現在、その跡地は岡崎公園となっている。
1895年
(明治28年)
京都国立博物館(現・明治古都館)が完成。
1895年
(明治28年)
世界最大級の木造建築である東本願寺の御影堂(ごえいどう)が完成した。
1897年
(明治30年)
京都国立博物館が開館した。当時は帝国京都博物館という名称だった。
1903年
(明治36年)
山県有朋や伊藤博文らが東山の無鄰菴(むりんあん)に集まり、日露開戦前の外交方針を決める会議が行われた。
1904年
(明治37年)
12月20日、京都府庁旧本館が竣工。設計者は松室重光。
1907年
(明治40年)
伏見に陸軍第十六師団司令部が完成する。現在は聖母女学院本館として使用されている。
1908年
(明治41年)
第2代京都市長の西郷菊次郎は第二疎水開削、上水道整備、道路拡築・電気軌道敷設の三大事業に着手した。
1908年
(明治41年)
牧野省三が初めての劇映画「本能寺合戦」を真如堂(しんにょどう)で撮影。
1932年
(昭和7年)
4月1日、京都市営トロリーバスが四条大宮〜西大路四条間で運行を開始する。
1933年
(昭和8年)
京都市美術館が開館する。
1950年
(昭和25年)
平安神宮で第1回「京都薪能」が開催され、以降毎年開催される。
1956年
(昭和31年)
京都市市民憲章が制定される。
1956年
(昭和31年)
葵祭に斎王代女人列が加えられる。
1958年
(昭和33年)
祇園会館が完成する。
1958年
(昭和33年)
フランスのパリと姉妹都市提携を結ぶ。
1959年
(昭和34年)
アメリカのボストンと姉妹都市提携を結ぶ。
1963年
(昭和38年)
ドイツのケルンと姉妹都市提携を結ぶ。
1964年
(昭和39年)
京都タワーが竣工した。
1965年
(昭和40年)
イタリアのフィレンツェと姉妹都市提携を結ぶ。
1966年
(昭和41年)
国立京都国際会館が開館する。
1969年
(昭和44年)
10月1日、京都市営トロリーバスが全線廃止となる。
1980年
(昭和55年)
京都初の地下商業施設「ポルタ」が開業した。
1993年
(平成5年)
5月、ハイキングコース「京都一周トレイル」の東山コースが開設された。
1993年
(平成5年)
6月、「京都一周トレイル」の北山東部コースが開設された。
1994年
(平成6年)
「古都京都の文化財」として、17か所の寺社と城郭が世界遺産に登録される。
1995年
(平成7年)
9月、「京都一周トレイル」の北山西部コースが開設された。
2005年
(平成17年)
3月、「京都一周トレイル」の西山コースが開設された。
2005年
(平成17年)
京都御苑内に建設された京都迎賓館が完成する。
2006年
(平成18年)
延暦寺が開宗1200年を迎え、記念行事が行われる。
2006年
(平成18年)
嵐山に小倉百人一首をテーマとした体験型施設「時雨殿」が開設される。
2007年
(平成19年)
時代祭の行列に室町幕府執政列が新たに加わった。
2009年
(平成21年)
「京都祇園祭の山鉾行事」がユネスコの無形文化遺産に登録された。
2010年
(平成22年)
3月、「京都一周トレイル」の京北コースが開設された。
2010年
(平成22年)
「京の七夕」が開催された。
2011年
(平成23年)
西本願寺で宗祖・親鸞聖人の「750回大遠忌法要」が行われた。
2012年
(平成24年)
梅小路公園内に京都水族館が開業した。
2013年
(平成25年)
藤原道長の自筆日記「御堂関白記」がユネスコ記憶遺産(世界の記憶)に登録された。
2014年
(平成26年)
150年ぶりに祇園祭の大船鉾(おおふねほこ)が復活した。
2014年
(平成26年)
11月、「京都一周トレイル」の東山コース 伏見・深草ルートが開設された。
2016年
(平成28年)
南座が耐震工事のため休館したことに伴い、先斗町歌舞練場で顔見世興行が行われた。
2018年
(平成30年)
時雨殿が「嵯峨嵐山文華館」と名称を改め、リニューアルオープンした。