北野天満宮 火之御子社鑽火祭
ひのみこしゃきりびさい

北野天満宮の摂社・火之御子社では、毎年12月31日に「鑽火祭(きりびさい)」が斎行されます。この行事は、「天満宮のおけら詣」としても知られています。火打石を用いて新たに鑽り出された浄火は、火縄に移され、参拝者に授与されます。この火を持ち帰り、元旦の食事の調理に用いると、その年を無病息災で過ごせると伝えられています。
| 正式名称 | 火之御子社鑽火祭 |
|---|---|
| 日時 | 12月31日 19:30 |
| 場所 | 北野天満宮 火之御子社:〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町 |
| 観覧 | 無料(持ち帰るための火縄は1本500円) |
| 問い合わせ | 075-461-0005 |
| 地図 | |
|---|---|
北野天満宮 火之御子社鑽火祭の見どころ
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火之御子社
ひのみこしゃ
摂社の火之御子社は、中門の南側に鎮座し、雷神・火の神として信仰されてきた火雷神(ほのいかづちのかみ)を祀っています。この神は、北野天満宮が創建される以前から当地に祀られていたと伝えられ、古くより火難除けや雷除け、五穀豊穣の守護神として人々の信仰を集めてきました。

鑽火
きりび
19時30分頃になると神事が始まり、まず祓えが行われます。続いて鑽火に移り、火打石を打ち鳴らして火花を散らし、新たな火が鑽り出されます。こうして生まれた浄火は、ろうそくに移されたのち行灯に納められ、社前に安置されます。

祝詞奏上
のりとそうじょう
鑽火によって鑽り出された火を移した行灯が安置されると、神前に祝詞が奏上されます。こうして一連の神事が執り行われ、鑽火祭はお開きとなります。

篝火
かがりび
22時頃になると、本殿前に設けられた篝火(かがりび)に、鑽火によって鑽り出された浄火が移されます。

火を火縄に移す様子
ひをひなわにうつすようす
篝火から分けられた火は火縄に移され、参拝者はこれを持ち帰ることができます。帰路では、火が消えないよう火縄をくるくると回しながら歩く姿も見られ、年越しの夜ならではの風景となっています。

火縄
ひなわ
境内では、22時頃から鑽火祭で鑽り出された浄火を自宅へ持ち帰るための火縄が、初穂料500円で授与されます。
参考
北野天満宮公式ウェブサイト、京都・山城 寺院神社大辞典
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