天授庵の紅葉
てんじゅあんのこうよう

天授庵の紅葉は、例年11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎えます。方丈前庭(東庭)の「淵黙庭(えんもくてい)」や、池泉回遊式庭園として知られる「澄心庭(ちょうしんてい)」では、景観と調和した美しい紅葉が楽しめ、多くの参拝者に親しまれています。毎年この季節には、入口に列ができるほどの人気ぶりです。
また、天授庵は南禅寺の塔頭寺院にあたることから、南禅寺本坊周辺の紅葉や、静かな佇まいの南禅院の紅葉とあわせて散策するとより紅葉を楽しむことができます。
| 正式名称 | 瑞龍山 天授庵(ずいりゅうざん てんじゅあん) |
|---|---|
| 所在地 | 〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町86−8 南禅寺境内 |
| 問い合わせ | 075-771-0744 |
| 参拝時間 | 9:00~16:30 |
| 花の見頃 | 11月下旬~12月上旬 |
| 参拝料金 | 500円 |
| アクセス | 京都市営地下鉄 東西線「蹴上駅」下車 1番出口 約7分 |
| 駐車場 | 南禅寺第1駐車場 |
| 駐車場料金 | 乗用車:2時間以内 1,000円、2時間以上1時間毎 500円/時間追加 |
| 地図 | |
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正門と紅葉
せいもんとこうよう
普段は閉ざされている天授庵の正門と紅葉を写した一枚です。方丈北側に植えられたモミジが正門越しに見え、門の落ち着いた雰囲気と紅葉の色づきがほどよく調和しています。

大書院の窓越しに見える紅葉
おおじょいんのまどごしにみえるもみじ
通用門で拝観受付を済ませたのち、正面に見える庫裏の、その奥に位置する大書院の窓越しにモミジの紅葉が見えます。まるで額縁に収められた絵画のように見えるこの光景は、天授庵でもひそかに知られる紅葉の名所です。

方丈前庭(東庭)「淵黙庭」と紅葉
ほうじょうまえにわ(とうてい)えんもくていとこうよう
白砂に配された菱形の畳石と、色づいた苔や紅葉が見られ、静かな秋の雰囲気を感じられます。方丈の縁側に腰をおろして庭園と紅葉をゆったり眺めることができるため、たとえ混雑時であっても風情を楽しめる、天授庵でも特に人気の高い紅葉スポットです。

澄心庭と紅葉
ちょうしんていとこうよう
南庭の西側には「澄心庭」があり、池のまわりの紅葉を眺めながら散策できます。庭園の秋を静かに感じられる場所です。
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