かるた始め式
かるたはじめしき
かるた始め式は、毎年1月3日に八坂神社で行われ、平安装束の十二単を着た「かるた姫」や童子、童女らが百人一首の手合わせを披露します。この行事は八坂神社の能舞台で行われます。
八坂神社の祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)が和歌の祖とされることにちなみ、1971年(昭和46年)から始まりました。この行事は2026年で54回目を迎えます。
以前は「日本かるた院」が行っていましたが、現在は「全日本かるた協会近畿支部」が行っています。競技性よりも美しさや文化的な側面が重視されています。
正式名称 | かるた始め式 |
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日時 | 1月3日 13:00~ |
場所 | 八坂神社 能舞台:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625 |
観覧 | 無料 |
問い合わせ | 075-561-6155 |
地図 | |
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かるた始め式の見どころ
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八坂神社
やさかじんじゃ
八坂神社は、656年(斉明天皇2年)または876年(貞観18年)に創建されたとも伝えられ、古くから疫病除けの信仰を集めてきました。「祇園さん」として親しまれ、京都三大祭の一つである祇園祭はこの神社の祭礼です。
かるた奉納
かるたほうのう
百人一首の手合わせに先立ち、神前でかるたの奉納が行われます。
初手合わせ
しょてあわせ
まず、18歳以上のかるた姫らによる初手合わせが行われます。この手合わせは模範演技として位置づけられています。
手合わせ
てあわせ
次に、かるた姫や童子・童女たちが向かい合って並び、一斉に手合わせが行われます。
平安装束のお披露目
へいあんしょうぞくのおひろめ
最後に平安装束が披露されます。
参考
八坂神社公式ウェブサイト、京都大辞典