雑太社
さわたしゃ
雑太社は、下鴨神社の末社で、かつては鴨社神舘御所(かもしゃかんたちごしょ)内の雑太(さわた)という地に、御所の鎮祭社として祀られていました。社前に広がる糺の森の馬場では、日本初のラグビー練習が行われたことから、関西ラグビー発祥の地として知られ、近年では「ラグビー神社」として多くの注目を集めています。
正式名称 | 雑太社(さわたしゃ) |
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祭神 | 神魂命(かんたまのみこと)、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) |
所在地 | 〒606-0807京都府京都市左京区下鴨泉川町2-15 下鴨神社境内 |
問い合わせ | 075-781-0010 |
開閉門時間 | 24時間営業 |
拝観時期 | 一年中 |
参拝料金 | - |
見学時間の目安 | 約10分 |
参拝順路 | 特になし |
アクセス | 京都市バス「下鴨神社前」、「糺ノ森前」下車(4・205系統) |
駐車場 | 24時間営業無休 収容台数150台(下鴨神社西駐車場) |
駐車場料金 | ・30分毎¥200(正月・みたらし祭・五山の送り火 等)1時間¥600以降30分毎¥200 |
ご利益 | 球技上達 |
地図 | |
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雑太社の見どころ
雑太社の見どころは、日本初のラグビーボール型賽銭箱や、ラグビーボールの形を模した絵馬です。近年、雑太社はラグビーの聖地として広く知られるようになり、その歴史的な背景も相まって、ラグビーに携わる人々やファンが勝利を祈願するために訪れる場所となっています。
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鳥居
とりい
ラグビーボール形賽銭箱
らぐびーぼーるがたさいせんばこ
2019年に奉納されました。楠の丸太から彫られたもので、縦50センチ、横80センチの大きさです。ラグビーボール形の賽銭箱は、日本初のものです。
第一蹴の地の石碑
だいいっしゅうのちのせきひ
祭神の神「魂」命は、「球」に通じるとして、社前の糺の森で初のラグビーの練習が第三高等学校(現・京都大学)と慶應義塾大学生とのあいだで行われました。それを記念して建てられた石碑です。
ラグビー女子日本代表サイン入りジャージ
雑太社の歴史年表
- | 創建時期は不明。鴨社神舘御所内の雑太という地に御所の鎮守社として祀られていた。 |
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1470年 (文明2年) | 6月14日、応仁・文明の乱の兵火により御所とともに焼亡。その後、現在の場所に移された。 |
1877年 (明治10年) | 3月21日、下鴨神社の末社となる。 |
1910年 (明治43年) | 4月8日、特別保護建造物に指定される。 |
9月10日、祭神の神魂命は、球に通じるとして、社前の糺の森で初のラグビーの練習が第三高等学校(現・京都大学)と慶應義塾大学生とで行われた。 | |
1969年 (昭和44年) | 10月5日、「第一蹴の地」として記念碑が建立された。 |
2017年 (平成29年) | 雑太社が再興される。 |
2019年 (令和元年) | 12月23日、日本初のラグビーボール型の賽銭箱が奉納される。 |
雑太社の年間行事
4月1日:例祭(雑太社祭)
雑太社の周辺情報
参考
下鴨神社ウェブサイト