京都の観光旅行ガイド
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常林寺

じょうりんじ

常林寺は、境内のあちこちに紅白の萩が植えられており、通称「萩の寺」として知られています。幕末には、海軍伝習生だった勝海舟が宿坊として利用し、坂本龍馬や中岡慎太郎も訪れて本堂に宿泊したと伝えられています。毎年9月中旬には、萩供養が行われています。

元々は現在の寺町通荒神口の一角にありましたが、1671年(寛文11年)の大火で焼失し、現在の場所に移転しました。砂の河原に囲まれた常林寺、長徳寺、正定寺は、合わせて「砂川の三軒寺」と呼ばれています。

正式名称光明山 摂取院 常林寺
山号光明山(こうみょうざん)
院号摂取院(せっしゅいん)
宗派浄土宗
本尊来迎阿弥陀三尊
所在地〒606-8204 京都府京都市左京区田中下柳町33
問い合わせ075-791-1788
参拝時間7:00~16:00
拝観時期一年中
参拝料金無料
見学時間の目安約10分
参拝順路特に定められてはいません。
アクセス京都市バス「銀閣寺道」下車(5・17・32・急100・急102・203・204・MN204系統)
京都駅からバスで約40分(230円)
駐車場なし
駐車場料金-
ご利益-
地図

常林寺の見どころ

常林寺の最大の見どころは、境内に咲き誇る紅白の萩の花です。特に秋には、境内の至るところで美しい萩の花を楽しむことができ、「萩の寺」として広く知られています。秋の訪問には最適な季節ですので、ぜひこの時期に足を運んでみてください。

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山門
さんもん

常林寺の山門です。山門の前には、「世継 子育地蔵尊」と刻まれた石碑が立っています。

本堂
ほんどう

阿弥陀三尊像が本尊として祀られています。また、岸竹堂(きし ちくどう)作の釈迦三尊画が安置されています。

地蔵堂
じぞうどう

世継子育地蔵が安置されており、若狭街道を往来する人々の信仰を集めていたと伝えられています。

萩の花
はぎのはな

常林寺に咲いた萩の花です。

常林寺の歴史年表

1573年
(天正元年)
魯道(ろどう)によって開創される。現在の寺町通荒神口の一角に初めの堂宇が建てられる。
1671年
(寛文11年)
大火により類焼し、現在地に移る。
1698年
(元禄11年)
英誉(えいよ)によって本堂が再建される。

常林寺の年間行事

9月中旬頃:萩供養法要

常林寺の周辺情報

京阪電気鉄道・叡山電鉄「出町柳駅」徒歩1分

下鴨神社まで徒歩7分

廬山寺まで徒歩14分

加茂みたらし茶屋まで徒歩16分

梨木神社まで徒歩16分

相国寺まで徒歩20分

参考

駒札(立札)、京都大知典