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鞍馬の火祭 チョッペンの儀

くらまのひまつり ちょっぺんのぎ

チョッペンの儀は、毎年10月22日に行われる由岐神社の例祭、鞍馬の火祭における伝統的な儀式です。22時過ぎに神輿が鞍馬寺仁王門前の石段を下る際に行われ、神輿の担い棒にぶら下がった2人の若者の足を周囲の者が持ち上げ、大の字に広げます。神輿はチョッペンの儀を行いながら石段を降りていきます。

他に類を見ない独特でユニークなこの儀式は、かつて鞍馬で行われていた成人儀式の名残といわれています。

また、石段を下る際には、神輿の後ろに位置する女性たちが長い手綱を引いて、神輿のスピードを調整します。手綱を引く行為には、安産祈願のご利益があると伝えられ、長年にわたって受け継がれています。

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チョッペンの儀 横側
ちょっぺんのぎ よこがわ

チョッペンの儀を横から見るには、雍州路(ようしゅうじ)からでなければ見ることができません。

チョッペンの儀 正面
ちょっぺんのぎ しょうめん

チョッペンの儀を正面から見る場合、非常に混雑します。地元の鞍馬の人々だけでなく、観光客も多く訪れるため、注意が必要です。