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下鴨神社 御粥祭

しもがもじんじゃ おかゆさい

1月15日の小正月の朝、神前に小豆粥を供えて五穀豊穣と国家の安泰を願う儀式です。この儀式は、下鴨神社本殿の御戸扉を新年で初めて開き、御内陣に神饌をお供えすることから「御戸開神事(みとびらきしんじ)」とも呼ばれています。この日は、小豆と白米を使った紅白の粥が神前に供えられます。かつては、薬酒を供える習慣があり、明治時代初期までは、初卯の日に梅の枝先に薬をつけて供える「卯杖(うづえ)の儀」という儀式が行われていました。


まず、御手洗池の前にある井上社(御手洗社)で神事が執り行われた後、本殿で御粥祭が催されます。その後、参拝者には楼門前で小豆粥が授与されます。

正式名称御粥祭
日時1月15日 10:30~
場所下鴨神社 〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
問い合わせ075-781-0010
地図

下鴨神社 御粥祭の見どころ

井上社
いのうえしゃ

御手洗池の前にある井上社(御手洗社)で神事が行われます。

御粥祭
おかゆさい

本殿で御粥祭が行われ、小豆粥と大豆粥が神前に供えられて、五穀豊穣と国家安泰が祈願されます。

小豆粥
あずきがゆ

御粥祭の後、楼門前でおさがりの小豆粥が参拝者に授与されます。

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