建仁寺の「矢の根門」「矢立門」
けんにんじのやのねもん やたちもん

建仁寺の勅使門は、通称「矢の根門(やのねもん)」や「矢立門(やたちもん)として知られています。このように呼ばれる由来は、過去の戦乱で矢が当たった痕跡が残っているからです。
門は、平重盛(たいらのしげもり)の六波羅邸の門、あるいは平教盛(たいらののりもり)の館門として使われていたもので、後に建仁寺に移されたと伝えられています。屋根は以前は茅葺でしたが、今は銅板葺きになっています。鎌倉時代後期に建てられ、重要文化財に指定されています。
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矢の根門(矢立門)
やのねもん(やたちもん)
建仁寺の勅使門です。平重盛の六波羅門、平教盛の館門として使われていました。

矢の痕跡
やのこんせき
扉には、矢が当たった跡が今も無数に残っています。
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