平野神社の桜
ひらのじんじゃのさくら

平野神社の桜の見頃は、例年3月中旬から4月下旬頃です。京都屈指の桜の名所として知られ、その起源は、平安時代に花山天皇が自ら桜をお手植えになったことにさかのぼります。境内には約60種・400本もの桜が植えられており、早咲きから遅咲きまで多様な品種がそろいます。そのため、見頃の時期が比較的長く、約1か月半にわたって桜の風情をお楽しめます。中でも、夕暮れ以降に境内を幻想的に照らす夜桜のライトアップは格別です。江戸時代には「平野の夜桜」と称され、京の人々に広く愛されてきました。
かつては桜苑内に屋台が並び、宴席も設けられておりましたが、2022年(令和4年)以降は桜の保護を目的に取りやめとなりました。また、境内には秋に花を咲かせる珍しい「十月桜(じゅうがつざくら)」もあります。
正式名称 | 平野神社 |
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所在地 | 〒603-8322 京都府京都市北区平野宮本町1 |
問い合わせ | 075-461-4450 |
参拝時間 | 6:00~17:00 |
花の見頃 | 3月中旬~4月下旬 |
参拝料金 | 境内無料。桜苑(当日券500円、入り放題1,000円、中学生以下無料) |
アクセス | 京都市バス「衣笠校前」(15、50、51、52、55、102、202、204、205系統)下車すぐ 京福電鉄北野線「北野白梅町」下車徒歩約17分 |
駐車場 | あり(17台) |
駐車場料金 | 8:00~20:00 40分200円、20:00~翌8:00 60分100円※桜の特別夜間照明、夜間参拝期間中 終日60分400円 |
地図 | |
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紅枝垂れ桜と東大鳥居
べにしだれざくらとひがしおおとりい
境内の正面に立つ朱塗りの東大鳥居と咲き誇る紅枝垂れ桜との美しい対比が訪れる人々の目を楽しませます。

魁桜
さきがけざくら
平野神社で最も早く花を咲かせる桜であり、神社を代表する品種としても知られています。この桜が咲き始めると、「都の花見が始まる」といわれるほど、京都の春を告げる風物詩として親しまれています。

参道の桜
さんどうのさくら
参道に立ち並ぶ灯篭と、その上にふんわりと咲きこぼれる桜の花が調和し、たいへん風情ある美しい景色をつくり出しています。

桜苑
さくらえん
桜の見頃の時期には、有料エリアとして公開されます。エリア内にはソメイヨシノが多く植えられており、満開時には華やかな景観が広がります。近年では足元に菜の花も植えられ、淡い桜色と鮮やかな黄色が織りなす春ならではの彩りが楽しめます。
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