神泉苑の桜

しんせんえんのさくら

神泉苑の桜

神泉苑の桜の見頃は、例年4月上旬頃です。平安時代に嵯峨天皇が神泉苑において桜を鑑賞する「花宴の節(かえんのせち)」を催されたことが、日本における花見の起源とされています。この行事をきっかけに、桜を愛でる風習が貴族の間に広まったと伝えられており、神泉苑は「花見発祥の地」としても知られています。桜の季節には、苑内がライトアップされ、昼とはまた違った幻想的な風景が広がります。

正式名称神泉苑
所在地〒604-8306 京都府京都市中京区門前町166
問い合わせ075-821-1466
参拝時間7:00~20:00
桜の見頃4月上旬
参拝料金無料
アクセス京都市バス「神泉苑前」(15系統)下車すぐ、京都市バス「堀川御池」(9、12、15、50、67系統)下車 徒歩約6分
JR「二条駅」下車 東口 徒歩約8分
京都市営地下鉄「二条城前駅」下車 3番出口 徒歩約4分
駐車場なし
駐車場料金-
地図

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桜と龍王船
桜と龍王船
さくらとりゅうおうせん

こちらは、かつて神泉苑の法成就池(ほうじょうじゅいけ)に浮かべられていた龍王船と桜の風景を写した一枚です。桜の花と鮮やかな龍王船が織りなす光景は、実に趣深く、神泉苑ならではの風情を感じさせてくれます。現在、池には龍王船の姿は見られませんが、写真を通じて当時の情景を偲ぶことができます。

桜と法成橋
桜と法成橋
さくらとほうじょうばし

春には桜が美しく咲き、法成橋のたたずまいと相まって、穏やかな情景を楽しむことができます。この法成橋には、古くから伝わる言い伝えがあります。ひとつだけ願いごとを心に念じながら橋を渡り、そのまま善女龍王社(ぜんにょりゅうおうしゃ)へお参りすると、願いが叶うとされています。

法成就池の桜
法成就池の桜
ほうじょうじゅいけのさくら

こちらは、法成就池(ほうじょうじゅいけ)と、そのほとりにたたずむ弁天堂周辺に咲く桜の風景です。

神泉苑の桜の歴史年表

812年
(弘仁3年)
嵯峨天皇が神泉苑において桜を鑑賞する「花宴之節(かえんのせち)」を催された。

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