西院春日神社の藤

さいいんかすがじんじゃのふじ

西院春日神社の藤

西院春日神社の藤の見頃は、例年4月中旬から下旬頃です。境内には、貞明皇后(ていめいこうごう)より下賜されたと伝わる「貞明皇后御賜之藤」や、見事な花房を誇る「六尺藤」などがあり、訪れる人々の目を楽しませてくれます。また、藤の花が美しく咲き誇る4月29日には、その花にちなんだ「藤花祭(とうかさい)」が行われます。

なお、西院春日神社では、異なる品種の藤が植えられているため、品種ごとに少しずつ開花時期がずれ、比較的長い期間にわたって藤の花を楽しむことができます。

正式名称西院春日神社
所在地〒615-0015 京都市右京区西院春日町61
問い合わせ075-312-0474
参拝時間24時間
藤の見頃4月中旬~下旬
参拝料金無料
アクセス京都市バス「西大路四条(阪急・嵐電西院駅)」(203、205系統)下車 徒歩約6分
阪急「西院駅」下車 徒歩約6分
駐車場あり(10台)
駐車場料金無料
地図

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貞明皇后御賜之藤
貞明皇后御賜之藤
ていめいこうごうごかしのふじ

社務所大玄関の左手には、大正天皇の皇后・貞明皇后より下賜された藤があります。これは、京都御所の「藤壺」にある飛香舎(ひぎょうしゃ)の藤から接ぎ木され、丹精込めて育てられたものと伝えられています。なお、この藤は、境内で知られる「六尺藤」よりもやや早く花を咲かせるのが特徴です。

六尺藤
六尺藤
ろくしゃくふじ

その名の通り、6尺(約180センチ)に達するといわれた長い花房を持つ品種ですが、近年では房の長さがそこまで伸びることはなくなっています。それでも、90センチほどにも及ぶ立派な花房を楽しむことができます。開花時期は、貞明皇后御賜之藤よりもやや遅く、時期をずらして咲くため、長く藤の花を観賞できるのも魅力の一つです。

白花藤
しろばなふじ

境内の北側には、別の藤棚があり、こちらでは白い花を咲かせる「白花藤(しろばなふじ)」を見ることができます。紫の藤に比べて開花がやや遅く、時期をずらして咲くため、長く藤の美しさを楽しめるのが特徴です。

貞明皇后御賜之藤の動画
ていめいこうごうごかしのふじのどうが

貞明皇后御賜之藤の動画です。

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