法輪寺 重陽の節会
ほうりんじ ちょうようのせちえ
毎年9月9日、法輪寺では重陽の節句を祝い、延命長寿や無病息災を祈る法要が行われます。この日は、本堂に「菊の着綿(きせわた)」にちなんで菊慈童像(きくじどうぞう)が祀られ、色とりどりの綿が被せられた3本の菊が飾られます。
法要の後には、菊にまつわる能「枕慈童(菊慈童)」が奉納され、神聖な雰囲気が一層高まります。
菊の着綿(被綿とも)とは、重陽の節句の前日である9月8日に菊の花を真綿で包み、菊の香りや露を吸わせ、翌朝、その真綿で体を拭いて清めることで、菊の持つ薬効によって若返りや長寿を願ったとされています。
正式名称 | 重陽の節会 |
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日時 | 9月9日 13:00~ |
場所 | 〒616-0006京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町 |
問い合わせ | 075-862-0013 |
地図 | |
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法輪寺 重陽の節会の見どころ
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菊花法要
きっかほうよう
菊の花を供えて、供養をします。
能の奉納
のうのほうのう
法要の後、菊にまつわる能「枕慈童(菊慈童)」が奉納されます。
菊の着綿(被綿)
きくのきせわた
重陽の節句の前日である9月8日に菊の花を真綿で包み、菊の香りや露を吸わせ、翌朝、その真綿で体を拭いて清めることで、菊の持つ薬効によって若返りや長寿を願ったとされています。
菊慈童像
きくじどうぞう
別名を枕慈童ともいいます。中国の仙人で、菊の霊力によって不老不死となり、長い間子供の姿のままであったと伝えられています。
菊酒
きくざけ
舞の奉納の後、参拝者に菊酒が振る舞われます。
菜萸袋
ぐみぶくろ
重陽の節会限定で授与されます。菜萸の葉を体につけて高い所に上り、菊酒を飲むと災いを逃れるという中国の故事に基づいたものです。
法輪寺の周辺情報
渡月橋まで徒歩4分
福田美術館まで徒歩8分
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阪急「嵐山駅」まで徒歩9分
天龍寺まで徒歩9分
野宮神社まで徒歩15分
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