9月30日、朝から快晴でまさに行楽日和。「秋らしいものを見に行こう」と思い立ち、自転車を走らせました。

向かった先は京都市左京区、下鴨神社の近くにある出町柳。ここには「萩の寺」として知られる常林寺（じょうりんじ）があります。幕末には勝海舟が宿坊として利用し、坂本龍馬も訪れたと伝わる歴史あるお寺です。

自転車で約30分、境内に足を踏み入れると、白や紅の萩が咲き誇っていました。その様子はぜひ写真でご覧ください。萩は年によって花つきの良し悪しがあるそうですが、今年はなかなか見事です。

普段は門が閉じられて人影の少ない境内も、この時期だけは観光客やカメラを手にした人々で賑わいます。おそらく、お寺のご厚意で萩を近くで楽しめるよう門を開放してくださっているのでしょう。

私もゆっくりと萩を眺めながら、秋の気配を満喫しました。見頃はおそらくあと1週間ほどでしょうか。

先週は梨木神社の萩を訪れましたが、京都には萩で名高い神社仏閣がまだまだあります。今週はほかの場所にも足を運んでみたいと思います。

明日から10月。予報ではまだ暑さが残るようですが、季節は着実に秋へと向かっています。これから深まっていく秋が楽しみです。