平安神宮・神苑無料公開に行ってきました!臥龍橋や泰平閣を満喫
投稿日: 2025年09月20日

9月19日は平安神宮の神苑無料公開の日だったので、午後から天気が崩れるという予報もあり、朝8時に出かけてきました。平安神宮は京都市左京区の岡崎エリアにあり、京都駅からは地下鉄と徒歩でおよそ20分。毎年10月22日の「時代祭」で広く知られる神社です。
この日は年に一度の神苑無料公開。南神苑「平安の苑」の開設を記念したもので、通常は大人600円の拝観料が無料になり、お得なんです。浮いたその分で、この日限定の御朱印を受ける人も少なくありません。神苑は大極殿と本殿をぐるりと囲む池泉回遊式庭園で、東・中・西・南の4つの苑から成り立っています。作庭を手がけたのは「植治(うえじ)」として名高い7代目小川治兵衛(おがわ じへえ)。総面積は約33,000㎡(約1万坪)あり、散策には30分〜1時間ほどかかります。入口は境内西側の白虎楼(びゃっころう)に設けられていますので、そこから入っていきます。
まず迎えてくれるのは南神苑「平安の苑」。春には八重桜が咲き誇る桜の名所です。以前は日本最初の電気鉄道である「京都電気鉄道」の車両(チンチン電車)が展示されていましたが、現在は修復中でレールのみ。復元車両は2026年に公開予定とのことです。
続いて西神苑へ入ると、午前中ということもあり、白虎池に赤や白の睡蓮が浮かんでいました。さらに中神苑へ進むと蒼龍池(そうりゅういけ)が広がり、14個の飛び石を並べた臥龍橋(がりゅうきょう)があります。童心に帰ったような気持ちで渡りましたが、油断すると池に落ちそうになるほどスリルがあります。そのため、時期によっては通行禁止となることもあります。
最後に東神苑へ。ここには写真の栖鳳池(せいほういけ)と、通称「橋殿(はしどの)」と呼ばれる泰平閣(たいへいかく)があります。池を横断するように建てられた橋殿には腰掛けられる場所があり、多くの人が座って景色を楽しんでいました。真ん中あたりでは鯉の餌(50円以上の志納)が売られていて、カップルが楽しそうに餌やりをしていましたね。
久しぶりに神苑を歩きましたが、無料だったこともあり思わず2周してしまいました。朝から庭園をのんびり散策する時間は格別で、帰宅後はそのまま爆睡してしまったほどです。余談ですが、この日は境内に椅子や舞台が設置されていて何か催しがあるのかなと思っていたら、堂本剛さんのライブが予定されていたようです。平安神宮でライブとは、さすがです!